熊本県伝統的工芸品

 熊本県の伝統的工芸品指定要項により指定された工芸品の品目は約90品目に及んでいます。約30年以上の歴史があり、伝統的な技術や技法で作られているものなどが指定の要件となっています。その種類は、金工品、木工品、陶磁器、染色品、紙工品、竹工品、郷土玩具、その他和楽器などがあります。
 熊本県は自然と素材に恵まれており、作る人と使う人とのコミュニケーションによって、作ったり作り直したりして土地の人のモノを作るという生産形態が、今なお数多く残されています。他県の優れた伝統工芸技術の多くが、土地の暮らしの道具ではなく大消費地へ売るための産地となっているなかで、これは極めて貴重なことといえるでしょう。

国指定伝統的工芸品

 伝統的工芸品の国指定とは、伝統的技術又は技法が、100年以上の歴史を有し、一定地域で産地が形成(10社、又は30人以上の従事者)されているもののなかから法令要件を満たすものについて、国が指定する制度です。
 全国では、京焼・有田焼や輪島塗などの200を超える工芸品が指定されています。熊本県では平成15年3月に小代焼・天草陶磁器・肥後象がんの3件が指定を受けました。また、平成25年12月には、山鹿灯籠が本県4件目の指定を受けました。