熊本の玄関口となるＪＲ熊本駅から少し歩いたところに碩（せき）龍馬さんの工房はあります。
師匠である母・碩定子さんの技術を幼い頃から見て育った碩さんは、1988年セキ・ステンドグラス工房を受け継ぎました。
パリでも技術研修し、今はほぼ毎日教室も開いて多くの人にステンドグラスの素晴らしさを広めています。
「頭に浮かんだ構想をいかにガラスで表現し、立体に組み上げるか。無理と思うものでも挑戦しながら制作しています」と、いつまでもチャレンジ精神を忘れない碩さん。
「世界に一つしかないオリジナル性を大切に、また生活に溶け込むステンドグラスになってほしい」という願いを込めて、今日も作品を制作しています。