熊本の工芸品

肥後まり

製作.gif: 昭和(戦後) 原材料.gif:もみがら、木綿、草木染木綿糸

 もみがらを芯とし、草木染めした木綿糸で模様を施しています。  
 江戸時代中期に木綿が一般市民の手に入りやすくなると「手まり」は全国の主な城下町で盛んに作られるようになり、正月の玩具や雛祭りの飾りとして使われました。
 明治時代になるとゴムマリが出回るようになりましたが、「まり」の生産は続けられていました。
 昭和43年ごろ、熊本国際民藝館の当時の館長 外村吉之介(とのむらきちのすけ)氏によって、肥後まりの草木染木綿糸の素朴な美しさが見直され評価が高まっています。

 模様には13の伝統柄があります。
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肥後まりの製作工程

①糸切りばさみ、マチ針、木綿糸を用意。糸は、綿糸を草木染めで色づけしたものを使う。
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②もみがらを芯にして細めの木綿糸で、もみがらを包んだ紙がみえなくなるまで巻く。
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③芯の上から草木染した大き目の木綿のかけ糸で模様の区割りを計り、マチ針を打っていく。
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④基本線をもとに、柄にあわせてかけ糸の色を替えてかがれば完成。
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完成した肥後まり、肥後まりをアレンジした作品も作られています。
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伝統的な13の模様(同じ模様でも組み合わせで違った印象のものが作れる。)

①椿  
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②秋桜 
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③角花火
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④風車
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⑤重ね菱
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⑥四国まり
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⑦三角づくし
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⑧麻の葉
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⑨重ね三角
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⑩春雨
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⑪連角
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⑫のし
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⑬帯

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