熊本の工芸品

水の平焼(みずのだいらやき)

製作.gif: 江戸中期 原材料.gif天草陶石、地元産粘土


 もともと釉薬(ゆうやく)のない焼物でしたが、やがて釉薬がつくられ、研究を重ねながら、水の平焼の特色である”なまこ釉”が生まれました。 なまこ釉は、下釉に鉄釉を使い、ワラ灰等の上釉をかけて焼くと、上釉と下釉が溶け合って、独特の絵模様となります。  
 江戸中期、山仁田窯(やまにたがま)を受け継いで、明和2年(1765年)岡部常兵衛(おかべじょうべえ)により創業、地名に則り「水の平焼」と命名されました。二代目伊三郎(いさぶろう)をへて、三代目弥四郎(やしろう)は内国勧業博覧会に出品・ 受賞し水の平焼の名を全国に高めました。
 4代目富次郎は巧みな彫刻で知られ、五代目源四郎(げんしろう)は釉薬の研究をし、独特の「海鼠(なまこ)色」を完成させ、これが一大特色となりました。六代目久万策(くまさく)、七代目信行と作陶が受け継がれています。



径31cm×高さ26cm×口径15cm.jpg

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