熊本の工芸品

三弦の駒・撥

製作.gif: 明治 原材料.gif:べっ甲、象牙、水牛の角、金、銀、鉛

 駒は、水牛の角に金・銀・鉛を埋め込んで作り、撥は水牛の角や象牙の台に、撥先にはべっ甲を使います。 仕上げに生き鹿の角を焼いて粉にした磨き粉をつけて磨き上げます。 演奏者に合わせて、形や大きさなど、繊細で優れた音色を出すために工夫を重ねて作られています。

 初代 橋本嘉八は、江戸末期から明治にかけて、日本一の名人といわれた熊本の長谷幸輝検校たっての懇請で明治初年、宇土市に定住し、日夜名人に接しながら秘伝の九州長谷流地唄駒と撥を開発しました。
 現在、三代目 石井方二は、13歳の時受け継いで、三弦音の研究に励み、駒に金.銀をいれるなど、艶のある微妙な音色を引き出すことに成功し、全国でただ一人、その伝統を維持しています。

三弦の駒・撥作品2.jpg

花ござ

かずら細工

三弦の駒・撥

太鼓

鮫皮漆塗細工

屋根飾瓦細工

屏風・表具・扁額