高田焼 Koda Ware

高田焼

 細川家が肥後に国替えとなった1632年から八代市で焼かれ始め、素地に白い陶土を埋め込む象嵌技法が特徴です。
 伝統的な文様をはじめ、現代的な幾何学文様の商品も人気です。

取り扱い工房/工芸家 Studio/Craftsman

上野窯 / 伝七窯 / 竜元窯

高田焼記事一覧

 高田(こうだ)焼の歴史は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の折、加藤清正に従い渡来した陶工 尊楷(そんかい)の存在を抜きにしては語れません。細川忠興(ただおき)が小倉入城の際に招かれ開窯したのが始まりとされます。 その後、分家した3家が細川家御用窯を続けてきましたが、そのうちの一家で「上野(あがの)窯」12代目 上野浩之さんと浩之さんの長男で13代目 浩平さんが400年余にわたる伝統を受け継いでいます。詳しい...

 伝七窯は、創設者の前田伝七さんのもとに現在の窯元 青木修さんが修行へ入り、1965年独立し伝七窯を受け継ぎました。 現在は息子の克裕さんが中心となって家族で制作しています。 独特の土味と釉調を生かし、高麗風の象嵌を施した高田焼の特徴を生かしつつ、日常でも使いやすいデザインを心がけて制作しています。詳しい工房/工芸家紹介はこちら熊本県八代郡氷川町今229 TEL:0965-62-2452

 竜元窯は、江上元さんが八代郡氷川町の伝七窯で修行後、1987年に八代郡氷川町に開窯。 現在は、日本工芸会正会員にもなった息子の晋さんとともに、古来の伝統技法を受け継ぎならも広い視点から型にとらわれない高田焼を目指して制作しています。詳しい工房/工芸家紹介はこちら熊本県八代郡氷川町網道858-2 TEL:0965-52-1817

トップへ戻る