工芸家プロフィール
樺 山 鍛 冶 工 場 について
インタビュー記事(2010年頃)
あさぎり町の一角にある樺山鍛冶工場は1904年に樺山武義さんが創業。現在は孫にあたる明さんが3代目として伝統の技を引き継いでいます。先代の五昭さんまでは、包丁・鎌・斧・ヨキ・ハサミ・鍬・鉈・クサビなど農林業などの道具を主に制作していましたが、明さんがイタリアの鍛造マエストロ セランティ・ルチアーノ氏のもとで鍛鉄造形を修行したことをきっかけに、2000年新たに洋鍛冶部門としてリブラ工房を設立しました。現在は山林用道具などの需要が少なくなり、包丁やアウトドアナイフなどの他、“ロートアイアン(Wrought Iron)”と呼ばれるどこか懐かしく人の温もりを感じる門扉や手すり・窓格子などの室内外装飾品もオーダーで制作しています。