熊本県の郷土玩具
郷土玩具は、身近な材料を使い、こどもへの思いや健やかな成長を願って作られたものが多く、郷土色豊かな玩具が伝承されてきました。
熊本市のおばけの金太、人吉市のきじ馬や花手箱などは個性あふれる玩具です。
玉東町の木葉猿のように、縁起物だったものが玩具として有名になったものも少なくありません。
八代市にはおきん女人形、板角力人形などがあります。
てまり類は、女性の遊び道具として愛され、江戸時代から武家の婦女子のたしなみとして作られてきたといわれています。
この他、タヌキの置物が4つのコマに分解される彦一こまなどがあります。