小松野 洋介

【天草陶磁器】
小松野 洋介(こまつの ようすけ)
天草陶磁器 洋々窯(ようようがま)
-上天草市-

 

1966年熊本県上天草市生まれ
1991年から熊本県本渡市(現天草市)の丸尾焼、1998年から陶象(陶芸材料店)で焼物や原料の技術と知識を習得
2000年21世紀アート大賞立体の部入選、2001・2003年陶芸のまちづくり大賞グランプリを受賞
2003年に洋々窯を開く
2007年AMAKUSA陶芸展で日比野克彦賞受賞
2008年四日市陶磁器コンペ2008入選

小松野 洋介

上天草市の大矢野町の中心地から旧道を奥に入った登立小学校の近くに工房「洋々窯」を構えるのが、小さい頃から粘土遊びが大好きだったという小松野洋介さんです。上天草市の陶芸家・蔵々窯の許斐さんの勧めで、焼き物の道へ。
「もともと作品に魅力を感じていた丸尾焼に紹介で入れてもらい、7年半修行しました。その後、陶芸の材料店で4年間、原料の知識などを身に付けました。」
小松野さんの作品で最大の特徴は、緑化粧。酸化クロムなどを原料とする緑の粘土を水で溶かしたもので、器に化粧を施して生み出された深緑は、どこか和の趣を感じさせます。
そして、もう一つの特徴といえるのがコロンと丸みのあるフォルム。すり鉢にマグカップ、スープカップや植木鉢など、体を丸めた猫のようにどこか愛嬌があります。好きな形を作っているうち、自然に今の作風へとたどり着いたのだそうです。
「確かに丸い形は女性に人気ですが、シックなトーンにまとめているので、意外と男性ウケも良いんですよ」と小松野さん。緑化粧以外にも、黄化粧や黒化粧などマットな質感に馴染む色の組み合わせは、料理のジャンルを問わず幅広く活躍してくれそうです。