戸田 純一

【木工 指物(さしもの)】
戸田 純一(とだ じゅんいち)
-熊本市-

 

1971年生まれ。
父のもと木工芸や日本画を学ぶ。
熊本県美術協会展、西部伝統工芸展など入選・入賞。
第52回日本伝統工芸展入選作が宮内庁買上に。
熊本県美術協会会員、熊本県美術家連盟会員。

戸田 純一

純一さんが木工指物(さしもの)・挽物(ひきもの)・刳物(くりもの)を始めたのは22歳の時。異素材で加飾していく父・東蔭(とういん)さんとは異なり、木の美しさを形や仕上げで表現していくのが純一さんの特徴です。ちなみに指物とは鉄くぎを使わず、木と木を巧妙に継ぎながら強度を保つ伝統工芸品です。最初に図面を起こして厚紙で原型を作り、大きさのバランスやデザインの配置を計算していきます。
「木の目を組み合わせたり、木を使って象嵌(ぞうがん)したり。木の魅力をどれだけ引き出せるかに重点を置いています。」
これからも奇をてらうことなく、箱物や盛器など昔から存在する造形物を作り続けていきたいと語ります。
「伝統的なカタチの制約の中で、いかに今までにない物を作り出せるか。その可能性を広げていきたいんです。」