松田 剛

【木工】
松田 剛(まつだ こわし)
五家荘工芸(ごかのしょうこうげい)
-八代市-

五家荘工芸

平家落人伝説が残る九州山地の奥深い山間に点在する集落で、九州の秘境といわれている五家荘(ごかのしょう)。新緑の緑や秋の紅葉など、手つかずの大自然の四季が感じられます。
「五家荘工芸」の松田剛さんは、16歳で大工の道に入り、12年修行ののち、1983年にこの地に五家荘工芸を設立しました。木の性質を知り尽くし、五家荘の木を使ってテーブルや椅子などの大きな家具も制作しています。
家具など大型の商品を制作すると小さな廃材が出てしまいますが、廃材と言っても貴重な五家荘産の木。この木々をうまく生かして何か作れないか、ということから台所の道具作りをするようになったのだそうです。
工房に、たくさんの木々とともに並んでいる色々な種類の機械。ここで木の製材・乾燥をはじめ、商品が出来上がるまでの全ての工程が行われます。
大型の家具からキッチンツールのような小型の商品まで、木の種類や性質を生かしさまざまな工程を経て、一つひとつ丁寧に制作。
さすが熟練の腕、どの商品も手触りが滑らかで使いやすいものばかり。手にするとその違いがわかります。長年木を扱い培われた確かな技術は、木べらやしゃもじなどの小型の商品にも存分に表れています。