The Craftsman 刀剣・人吉球磨刃物・高田焼・手漉き和紙(2023.1/31-2023.4/2)
Kumamoto Prefecture Traditional Crafts Archive W
The Craftsman
刀剣・人吉球磨刃物・高田焼・手漉き和紙
会場内の写真撮影について
人吉球磨刃物、刀剣のコーナー、工房紹介のコーナーは写真撮影できます。
※その他の展示品は撮影できません。
手でふれることが出来る展示品について
会場では刀の材料玉鋼や、和紙の材料楮(こうぞ)、鍛冶道具、高田焼の制作工程など、一部さわれる展示品があります。
開催趣旨
伝統工芸アーカイブ第4弾として、熊本県伝統工芸アーカイブ・情報発信事業で撮影された制作映像とあわせて、刀剣の松永源六郎 氏、人吉球磨刃物の蓑毛裕 氏、高田焼の上野浩之 氏、手漉き和紙の金刺潤平 氏、4名の工芸家の伝統技法と匠の技をご紹介いたします。
それぞれの工芸品が出来るまでの制作工程や作品のご紹介の他、実際に工芸品の材料に触れることが出来るコーナーもあります。
この機会に熊本県が誇る伝統的工芸品の技をお楽しみください。
会場風景
会期
2023年1月31日(火)〜2023年4月2日(日)
主催
一般財団法人熊本県伝統工芸館
後援
熊本県 熊本日日新聞社 NHK熊本放送局 熊本放送 テレビ熊本
熊本県民テレビ 熊本朝日放送 エフエム熊本 FM791
会場
熊本県伝統工芸館 2階企画・常設展示室
休館日
月曜日(祝日または休日の場合、翌日が休館日になります)
開館時間
午前9時30分〜午後5時30分
入 場 料
一般210円(140円) 大学生130円(100円)
高校生以下無料()内は20名以上の団体料金
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示で本人無料(介護のため同伴された方1名についても無料となる場合があります)
来場者プレゼント
ご来場いただいた大学生以下の皆様に「刀の原料になる有明海の砂鉄」をプレゼントいたします。
ご希望の方は入場の際に受付までおたずねください。
企画展関連イベント
NEW!松永日本刀剣鍛錬所による銘切り
プレートにお好きな文字をタガネで刻んでもらえます。
【費用】1,000円 所要時間10分
【場所】2階企画・常設展示室(要入場料)
【日時】3月21日(火・祝)13:00〜16:00
【日時】3月26日(日)13:30〜16:00
※以降の開催日程および開催イベントについては決定次第お知らせいたします。3月18日(土)13:00〜16:003月12日(日)10:00〜16:003月5日(日)13:30〜16:002月26日(日)10:00〜16:002月18日(土)10:00〜16:002月11日(土)13:30〜16:00、2月12日(日)13:30〜16:002月4日(土)13:30〜16:00、2月5日(日)13:30〜16:00
NEW!上野浩之氏による作品解説
【場所】2階・企画常設展示室(要入場料)
【日時】3月4日(土)14:00〜
NEW!金刺潤平氏「和紙のワークショップとレクチャー」
楮(こうぞ)を使ってA3サイズの和紙を漉(す)くワークショップです。
和紙の漉き方を学び、実際に和紙を漉いてみましょう。
時間内は何枚でも和紙を漉くことが出来ます。
自分の漉いた和紙に文字や絵をかいてみましょう。
※和紙の材料は変更となる場合がございます。
【場所】1階工房
【参加費】3,000円 【定員】先着10名(要予約)
【日時】3月21日(火・祝)13:00〜17:00
※お申し込みは、熊本県伝統工芸館096-324-4930まで
会期中、企画展に関連したイベントの開催を予定しております。
詳細につきましては、随時ホームページにてご案内致します。
※新型コロナ感染症の状況により、イベント内容や日程の変更・中止などが発生する場合がございます。
開催終了したイベント
NEW!松永源六郎氏による作品解説
【場所】2階・企画常設展示室(要入場料)
【日時】2月26日(日)13:00〜
松永源六郎 氏(刀剣)
30歳で独立し、これまでおよそ千本の日本刀を作ってきた松永源六郎 氏。燃え盛る炎を前に鉄と向き合う姿と熟練の技、そして古代の製鉄方法「たたら製鉄」で玉鋼を作る姿をご紹介します。
蓑毛裕 氏(人吉球磨刃物)
人吉市の「蓑毛鍛冶屋」は、200年以上火を絶やすことなく鍛冶を続けてきました。七代目 蓑毛裕 氏の受け継いできた鍛冶の技と共に、息子の稔 氏、そして、孫の勇 氏の製作を行う姿をご紹介します。
上野浩之 氏(高田焼)
高田焼の歴史は、朝鮮出兵の際に陶工・尊楷(そんかい)(後の上野喜蔵)が豊前国上野に渡来したことから始まりました。
寛永9年(1632年)、細川家の肥後入国に伴い八代郡高田村に移り築窯し、高田焼は熊本藩の御用窯を担ってきました。400年余にわたり守り継がれてきた高田焼上野窯の十二代目 上野浩之 氏の技をご紹介します。
金刺潤平 氏(手漉き和紙)
1984年に水俣浮浪雲工房を創業し、手漉き和紙の可能性を求め、国内外を問わず様々な活動を行っています。和紙の材料となる楮(こうぞ)や三椏(みつまた)などの植物を集めるところから始まる手漉き和紙を制作する姿とその技をご紹介します。