肥後まり Higo Mari(Ornamental Balls)

肥後まり

 昭和40年代初め、熊本國際民藝館 初代館長 外村吉之介(とのむらきちのすけ)は、江戸時代のてまりを参考に伝統を踏まえた「肥後まり」を完成しました。
 もみがらを芯とし、草木染めした木綿糸を手がかりして作り上げます。
 その文様は、江戸時代から熊本のてまりに用いられている「麻の葉」「椿」など13種の伝統的な文様に限定されていますが、用いる糸の色で、趣の異なる様々な「肥後まり」ができあがります。
 手に取ると、天然染料のあたたかな色合いと、木綿糸の素朴でやさしい風合いが感じられます。
 現在は、ネックレスやイヤリングなど可愛いアクセサリーも作られています。

取り扱い工房/工芸家 Studio/Craftsman

肥後まり記事一覧

 熊本市の北東、神社の奥の閑静な場所にある國際民藝館。その初代館長 外村吉之介(とのむらきちのすけ)氏が天草地方に伝わる南蛮てまりを応用し「肥後まり」として完成させました。 木綿糸を天然の植物染料で染め、伝統の柄を配色の変化で手かがりして制作します。詳しい工房/工芸家紹介はこちら【肥後まりの会(熊本国際民藝館内)】 熊本県熊本市北区龍田1-5-2 TEL:096-338-7504関連リンク 熊本国...

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