熊本県の竹工品/Bamboo Works of Kumamoto

熊本県の竹工品とは?
熊本は豊富な竹資源に恵まれ、農具や漁具、ざる、しょうけのような、荒物と呼ばれる実用品が作られてきました。
竹細工の職人たちは、かつては村々を回り注文に応じて仕事をしたり、竹林に工房を構えたりしていました。
八代市日奈久では、湯治客の土産物として盛んに竹製品が作られ、明治時代には他県から教師を呼び、小学校の職業課程で、油抜きした竹で作る弁当箱や祝儀の時に進物用の魚を入れる魚籠などの角籠作りが教えられ、丸いざるなどに加えて角籠も多く作られるようになりました。
その他、天草市本渡町、熊本市でも漁具やざる、花器など生活用具を中心に作られるほか、山鹿市ではクラフトの要素を取り入れたモダンな竹籠も作られています。また、熊本県の紙工品、たみうちわの骨も地元の竹が使用されています。

About Bamboo Works of Kumamoto ▼

Bamboo Works

竹工品


Bamboo flourishes in Kumamoto, and it is used to make a number of practical objects, such as farming tools, fishing gear, and shallow baskets. Bamboo craftsmen set up their workshops near bamboos forests to create and repair various bamboo items based on the needs of the local residents.
Higo Saburo bows are made in Ashikita Town and are highly regarded by the traditional Japanese archery world.

 

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Higo Saburo Bows

肥後三郎弓

Higo Saburo bows are made from bamboo and used in Japanese traditional archery, known as “kyudo.”
They are about 220 cm in length. The production of Higo Saburo bows began in 1924 when bow makers from Tokyo moved to Ashikita Town where the materials for making bows, such as bamboo and wax trees, are prevalent.
Higo Saburo bows are made by gluing together alternating layers of giant timber bamboo and wax tree wood using an adhesive called “nibe,” which is made by boiling deer skin.

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Bamboo WorksHigo Saburo Bows

竹工品/Bamboo Works

竹工品とは?
熊本県には豊富な竹資源があり、農家や家庭、漁業に使う様々な道具が作られてきました。
現在でもキッチン用品としてのザルやお花を活ける花器、しょうけ、竹箸など様々な竹工品が作られています。
制作の中心地域 熊本市、山鹿市、日奈久町等、県内各地
材料 竹など

竹工品

竹工品

竹工品について
工芸家紹介(竹工品)

※現在製作されていない工芸家も掲載しています。
【竹工芸】
山田庸介
藤谷幸也
宮ア珠太郎
桑原健次郎
桑原哲次郎
【竹籠】
樽井秀雄
藤本守
中島司
境静男
四ヶ所大木
椴山秋義
赤沢惇
柏木守雄
坂口庄太郎
渕上泰弘
柏木芳雄
藤原直一
窪地成俊
大和猶幸
【いわし籠】
橋昭

 

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映像でみる竹工品の製作工程
宮ア珠太郎 氏 アーカイブ映像

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肥後三郎弓/Bamboo Workss

さぶろうゆみとは?
芦北郡芦北町で大正末期から作られているさぶろうゆみは、強さと気品を兼ね備え、弓道界で高く評価されています。
さぶろうゆみは、京弓とさつゆみの良さを合わせ持ったところが特徴となっています。
真竹と自然乾燥させたハゼを用い、鹿の皮を煮詰めて作ったニベを接着剤として、真竹とハゼの木を交互に貼り合わせて作ります。
制作開始時期 1924年(大正13年)
制作の中心地域 芦北町
材料 真竹、ハゼ、ニベなど

 

さぶろうゆみの歴史
東京の弓師の家に生まれたまつながしげ氏が、1924年(大正13年)26歳のときに、素材の竹とハゼの木の豊富さにひかれ芦北町白石へ移り住み、「肥後三郎弓」を作り出しました。

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肥後三郎弓

肥後三郎弓

 

さぶろうゆみについて
工芸家紹介(肥後三郎弓)

※現在製作されていない工芸家も掲載しています。
松永重児
松永重昌
松永弘澄

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