その他 県内の陶磁器/Etc Ceramics of Kumamoto

熊本県の陶磁器の歴史
文禄・慶長の役(1592-1598)の際、加藤清正・細川三斎らが朝鮮から伴った陶工によって熊本の近世の窯業が始まったといいます。細川家の肥後転封に伴って肥後に移り住んだ陶工達が始めたといわれるしょうだいやきしょうだいやき)、こうやきは、藩の保護を受けて発展しました。
下益城郡松橋町のまつばせやき、肥後藩唯一の白磁窯であった宇土市網田のおうやきなど多数の窯がありました。
人吉・球磨地方では、江戸時代に城本焼が興り、やがて一勝地に移り、いっしょうやきとして相良藩の保護を受け、陶器の生産が始まりました。それ以前にも、朝鮮陶工の系統をひくといわれるうえむらやきなど陶器作りが行われていました。
天領であった天草地方は、藩の支援を受けることはできなかったのですが、素材に恵まれ、陶磁器(あまくさとう)の生産が盛んでした。最も古いとされる本渡市のくすうらやき、江戸後期にはなまゆうを特色とするみずだいらやき、天草陶石を用いて磁器を生産したたかはまやき、上津深江焼などがあり、幕末にはまるやきが生産を始めました。

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熊本県内の陶磁器について
熊本県内には、小代焼や天草陶磁器、高田焼以外にも数多くの陶磁器が製作されており、窯元ごとに様々な技法や表現で作られた陶磁器は多くの人々に楽しまれています。

 

工芸家紹介(その他県内の陶磁器)
ここでは、県内の陶芸家をご紹介いたします。
※現在製作されていない工芸家も掲載しています。
※小代焼・天草陶磁器・高田焼は別ページにてご紹介。

工芸家紹介(あ〜さ行) ▼
【あ行】
安藤恵理子 (幻窯genyo)
泉水博文 (文窯)
井銅心平 (萩見窯)
イビイnoriaki [伊比井宣明] (阿蘇 久木野窯)
伊比井万貴 (阿蘇 久木野窯)
岩本久美恵 (千金甲窯え)
犬童又郎 (古沙手窯)
宇弘子 (遊窯)
江藤裕次郎 (日暮窯)
大浦清 (三六窯)
小川哲男(※現在県外) (広山焼)
【か行】
久保田烈工 (悠斗窯)
久保田真土 (悠斗窯)
五嶋竜也 (竜山窯)
近藤聖傳 (陶房 円満寺窯)
【さ行】
坂本喜昭 (五喜窯)
佐藤明子 (坂下窯)
佐藤晃 (坂下窯)
沢田一葉 (Terra Rossa)

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工芸家紹介(た〜は行) ▼
【た行】
田一道 (一道窯)
高場瑛心(高場英二) (古仏頂焼 いしの窯)
田中厚子 (八八窯)
田中東米 (みさの窯)
田原弓 (田原弓陶房 美歩志窯)
津金日人詩 (陶苑ふねがま
津金日人夢 (陶苑ふねがま
出口文教 (出窯)
戸田勲 (阿蘇青々窯)
友枝敏 (陶房友枝)
【な行】
中村秀昭 (三池焼)
成田勝人 (一勝地焼)
【は行】
原構成 (松橋焼)
間美恵(※現在県外)
林清治 (西照寺窯)
平木孝幸 (陶房立神峡)
福岡祥浩 (陶祥窯)
福山宏 (窯元 天)
福吉浩一 (泗水窯)
福吉直子 (泗水直子窯)

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工芸家紹介(ま〜わ行) ▼
【ま行】
前田和 (蒼土窯)
松竹洸哉 (菊池窯 陶房まつたけ)
松竹純 (マツタケ・ジュン工房)
松山一朝 (阿蘇焼窯元)
政岡雄 (幻窯genyo)
丸山修 (陶房丸山)
村山一壺 (古仏頂焼)
元田翔子 (有紗窯)
桃崎孝美 (桃崎陶房)
【や行】
山本幸一 (山幸窯)
【ら行】
レオナルド・バルトリーニ (Terra Rossa)
ローゼン三早枝 (Rosen Clay Studio)
【わ行】
渡辺ヒデカズ (蜩窯)

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About Other Ceramics in the prefecture ▼

There are various kilns in Kumamoto Prefecture.
  • Shodai ware
  • Amakusa Ceramics
  • Koda Wares
  • Many other potter
History of Ceramics in the prefecture
Kumamoto’s modern ceramics industry began about 400 years ago. When the Hosokawa family moved to Higo Province (now Kumamoto) in 1632, potters also settled in the area and built kilns. Koda ware from Yatsushiro and Shodai ware from Arao and Tamana developed under the patronage of the Higo Domain, primarily producing ceramics used in traditional tea ceremony. In addition to these, there was Matsubase ware from Uki, Oda ware from Uto (Higo Domain’sonly porcelain ware), and Mizunodaira, Takahama, and Maruo wares fromAmakusa.

 

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