熊本県の工芸品・工芸家TOPHOME

山鹿灯籠/Yamaga Lanterns

やま鹿とうろうとは?

やま鹿とうろうは熊本県に4つある国指定の伝統的工芸品の1つで、山鹿灯籠まつりは全国的に有名です。灯籠師が大宮神社に奉納する「奉納灯籠」や、灯籠踊りを踊る際に頭に載せる「金灯籠」をはじめ、様々な灯籠が作られています。

国の指定マーク

製造開始年代 約年前
制作の中心地域 山鹿市
材料 和紙、糊
工芸品や技法の特徴

紙と糊だけで作られ、中は空洞になっている。

山鹿灯籠の歴史
第12代景行天皇の筑紫路巡幸の際、霧に進路を阻まれた一行を山鹿の里人が松明を掲げて迎えたという故事があります。その後、これを記念して松明を行在所跡(現在の大宮神社)に献ずる火祭りの行事が行われていましたが、約600年前の室町時代に、金灯籠を模した紙細工を奉納するようになったのが山鹿灯籠の始まりといわれています。

 

山鹿灯籠の特徴について
山鹿灯籠は、紙と糊だけで作られる立体的な構造で糊しろがなく、細かい部分まですべて中は空洞になっています。
金灯籠の他、有名な建物や神殿を模した作品も作られます。建物を模した作品は、20分の1か30分の1の大きさで作られますが、作品を低めに置いて見るので、実在感を出すために縦は2割から3割大きめに作られています。

工芸家紹介(山鹿灯籠) ▼
※現在製作されていない工芸家も掲載しています。
糸山国雄
今村時子
牛嶋富士子
宇野敬次郎
宇野道子
角田利助
坂本ゆかり
斎藤
田中久美子
徳永正弘
中島二人
中島清
中島弘敬
中島光代
中村潤弥
畠山慶司
林田喜久彦
松本マサカ
宮田惣作
森誠也
山口正
山下辰次
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映像でみる山鹿灯籠の製作工程
中島清 氏 アーカイブ映像

 

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About Yamaga Lanterns ▼

Yamaga Lanterns

Kanadourou

 Yamaga Lanterns

Yamaga Lanterns


Yamaga lanterns, also called Yamaga-toro, are created using only washi paper and glue to create a three-dimensional shape. These lanterns originated about 600 years ago in the Muromachi Period when paper lanterns made to look like gold lanterns were offered at Yamaga’s shrine during the fire festival. In addition to golden lanterns, there are pieces crafted to look like famous buildings and shrines. There is no overlap in pieces of paper when pasting together Yamaga lanterns, and the structures, no matter how small, are hollow.
The Yamaga Lantern Festival takes place every year on August 15 in Yamaga City.
During the festival, women wear these paper-made imitation gold lanterns on their heads and dance, while paper lanterns shaped like various buildings are presented as offerings to the local shrine.

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