熊本県伝統工芸館のイベント

工芸館のイベントスケジュール(イベント・ワークショップ)

熊本県伝統工芸館では、みなさんの生活の中における工芸の魅力を知っていただくためにワークショップやセミナーのご案内を開催しております。
また、毎月第3日曜日(一部変更有)には鍛冶屋さんによる「包丁研ぎ(有料:500円から)」も開催しています。

※ワークショップやイベントは新型コロナウイルスの影響により内容が変更や中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。


企画展関連イベントのご案内

現在ご案内中の企画展関連イベントはございません。

熊本県伝統工芸館開館40周年記念事業 ワークショップ&セミナーのご案内

お申し込みは熊本県伝統工芸館まで 096-324-5133 まで
各講座の受付は定員になり次第受付終了させていただきます。

“消費者をやめて愛用者になろう!”
1982年に開館した熊本県伝統工芸館は、2022年に40周年を迎えます。
40年という時の流れの中で、私たちの暮らし方は大きく変化しました。その中で「使い捨てをしない」「修理して長く愛用する」といった本来変わるべきではない優しく豊かな暮らしのあり方までもが変わりつつあります。
私たちの身の回りにある自然の素材で作られる工芸品は、ほとんどが地球環境や生き物に優しいモノです。
未来へ持続可能な社会に向けて、本来工芸が持つ魅力をワークショップやセミナーを通して五感で感じていただき、工夫する暮らし方を始めるきっかけになれば幸いです。

 

暮らしのデザイナーはあなたです!


 

【予約受付】 熊本県伝統工芸館(熊本市中央区千葉城町3-35) Tel:096-324-5133
※新型コロナウイルス感染症の影響により、内容変更・中止となる場合がございます。

 

い草縄で〆飾り作り

新年を迎える〆飾りをい草縄で作る講座です。
八代産のい草を使い、縄をなうことから始めます。
縄のない方を覚えれば、生活のさまざまなシーンで活用できますよ!

い草縄で〆飾り作り 講師:井上昭光(い草縄工房井上産業)
日時:2022年12月17日(土)(2部制) 1部10:00〜12:00 / 2部13:00〜16:00
定員:各部10名(予約制)対象:中学生以上(小学生以下は親子同伴の場合OK) 参加費:2,000円
会場:熊本県伝統工芸館 1階工房 持参品:エプロンまたは汚れてもよい服装

 

「写真家 長野良市が撮り続けてきた熊本の風景とそこに生きるひとびと」
〜 写真家の視点からデジタル時代にアナログの生き方を考える 〜

熊本の風景とそこに暮らす人を長年撮り続けてきた写真家 長野良市さん。
長野さんは、熊本地震や人吉球磨の豪雨災害など多くの被災地の景色と力強く復興に立ち向かう人々も同時に取材してきました。
今回は、長野さんが撮り続けてきたさまざまな熊本の景色とその土地に生きる人々を振り返りながら、生きるため、暮らしていくための「道具」をキーワードに「生きる」とはどういうことなのか、皆様といっしょに考えていきたいと思います。

「写真家 長野良市が撮り続けてきた熊本の風景とそこに生きるひとびと」
〜 写真家の視点からデジタル時代にアナログの生き方を考える 〜

講師:長野良市(写真家・活「蘇アースライブラリー)
日時:2023年1月21日(土) 14:00〜16:00
定員:20名(予約制)対象:小学生以上 参加費:無料
会場:熊本県伝統工芸館 1階工房 持参品:-

 

はじめての金継ぎ

割れてしまった大切な器、捨ててしまわずに修復して長く愛用しましょう!
今後も愛用したい器を修復するために、伝統技法「金継ぎ」の入門編を学びます。
今回は、取扱いが難しい「本漆」ではなく、扱いが容易な「新漆」という植物性の合成塗料を使います。仕上げには金銀は使いませんが継ぎ目は金銀に近い色で仕上げます。
2日間のワークショップで1つの器を修復しますので、2日間参加可能な方のみお申込みください。少し欠けた器か割れた器を持参してください。欠けた破片がない場合は、今回の講座では修復できない場合がありますのでご注意ください。
※本漆ではないため、茶碗やカップなど直接口に付ける器ではなく、できるだけ花瓶や皿など口に付けない器をご持参ください。

はじめての金継ぎ 講師:島田三郎(陶芸やいち)
日時:2023年2月2日(木) 13:00〜16:00(ガイダンス・器の修復・乾燥)
日時:2023年2月2日(木) 10:00〜15:00“まがい金銀”で仕上げ
定員:各部8名(予約制)対象:20才以上 参加費:2000円
会場:熊本県伝統工芸館 1階工房 持参品:修復したい器(2〜3個)・エプロン

 

スペイン象眼と肥後象がんのお話&肥後透かし体験

熊本に400年続く金工“肥後象がん”。
金工象眼のルーツはシリアのダマスカスといわれています。その技術は、東には中国、西にはスペインに伝わりました。
同じ象眼といわれる技法ですが、スペインと肥後でどう違うのか、それぞれの魅力を学びます。
また、江戸時代、肥後象がんは“肥後金工”と呼ばれ、日本中で大人気でした。刀の鐔にいかに格好よく“象眼”模様や”透かし“を入れるかが、当時の武士の流行でもありました。今回は肥後金工の代表的な技法のひとつである“透かし”という技法で、金工用の糸鋸やヤスリなどを使って真鍮材に透かし技法を施し、オリジナルチャームを制作します。

スペイン象眼と肥後象がんのお話&肥後透かし体験 講師:Damasquinador(ダマスキナドール)伊藤恵美子
日時:2023年2月23日(木・祝)

10:00〜12:00(セミナー) 
13:00〜16:00(透かし技法体験)

定員:午前15名/午後6名(予約制)対象:18才以上

参加費:5,000円(道具費込。道具はお持ち帰りできます) 
※ 午前のセミナーのみ参加の場合は参加費無料

会場:熊本県伝統工芸館 1階工房 持参品:エプロン

 

「染色のお話と身近な植物で草木染体験」
雑木の樹皮でストールや風呂敷を染めよう!

染色の歴史は古く、日本では縄文時代まで遡るといわれています。
明治時代に化学染料が輸入されるまでは、染色はすべて自然の染材(植物、鉱物)によるものでした。
雑木(くぬぎなど)の木の皮を削り、煮出して、ストールや風呂敷、テーブルセンターなどのお好みの布を染めながら、草木染の基本の伝統技法を学びます。
また、絞り染や板締めなどの技法で、オリジナルな作品作りが楽しめます。

「染色のお話と身近な植物で草木染体験」
雑木の樹皮でストールや風呂敷を染めよう!

講師:水俣浮浪雲工房 金刺宏子
日時:2023年3月5日(日) 10:00〜16:00(昼休憩あり)
定員:各部10名(予約制)対象:15才以上 参加費:3,500円(布代込み、布は選択可)
会場:熊本県伝統工芸館 1階工房 持参品:エプロンまたは汚れてもよい服装、手ぬぐいかタオル

page top