肥後象 ひごぞうがん」ってなに?

ひごぞうがん/つば

かたなのつば(肥後象ひごぞうがん)

ぞうがん」とは「はめこむ」という「意味いみで、肥後象ひごぞうがんはてつに「きん」や「ぎん」をはめこんできれいな模様もよう表現ひょうげんします。

肥後象ひごぞうがんは、林又七はやしまたしちというひと鉄砲てっぽうかざ模様もようれたことがはじまりといわれています。
いまはペンダントやネクタイピン、指輪 ゆびわなどのアクセサリーも つくられています。

 

肥後象ひごぞうがんは熊本県くまもとけんに4つある国指定くにしてい伝統的工芸品でんとうてきこうげいひんのひとつです。

肥後象 ひごぞうがんはどうやって つくるの?

肥後象 ひごぞうがんのつくりかた

下書したがき

てつ模様もよう下書したがきとなるきます。

布目切ぬのめき

「タガネ」という道具どうぐ使つかってたてよこななめにこまかいみぞります。
この工程こうていを「布目切ぬのめきり」といい、他県 たけん象嵌 ぞうがんとはちがう肥後象 ひごぞうがんの特長 とくちょうです。

模様もようちこむ

布目ぬのめきんぎんはくちこみます。
ちこむときには鹿しかつの使つかいます。

布目消ぬのめけ

「キサキ」という道具どうぐ使つかって布目ぬのめった部分ぶぶんみがき、布目ぬのめします。

さび

鉄地てつじさびすため、錆液さびえきります。
錆液さびえきったらいて乾燥かんそうさせます。

さび

ちゃぞうがんをて、錆止さびどめをします。
ちゃふくまれる「タンニン」という成分せいぶん錆止さびどめの効果こうかがあるんですよ。

完成かんせい

いまはどんなモノが つくられているの?

ひごぞうがんひごぞうがんひごぞうがん

 

アクセサリーや文具ぶんぐなどいろいろな肥後象ひごぞうがんがつくられています。