北のクラフト展(2023.8/8-8/20)

熊本県伝統工芸館・東北工業大学 連携協力協定事業
北のクラフト展
〜秋岡 芳夫と時松 辰夫のキセキ〜

 

北のクラフト展

会場

熊本県伝統工芸館
1階展示室

会期

令和5年8月8日(火)〜8月20日(日)関連イベント
9:30〜17:30(最終日は16:30まで)
※8月14日(月)休館

主催 一般財団法人熊本県伝統工芸館
協力

東北工業大学(宮城県仙台市)

みやぎ地場産品開発流通研究会(宮城県仙台市・石巻市・大崎市・登米市)

一般社団法人大野ふるさと公社「おおのキャンパス」(岩手県九戸郡洋野町)

オケクラフトセンター森林工芸館(北海道常呂郡置戸町)

株式会社ドリーミィーパーソン(北海道旭川市)

アトリエとき(大分県由布市)

後援

熊本県・宮城県仙台市・宮城県石巻市・宮城県大崎市・宮城県登米市・岩手県九戸郡洋野町・北海道旭川市・北海道常呂郡置戸町・熊本日日新聞社・NHK熊本放送局・RKK・TKU・KKT・KAB・FMK・FM791

開催趣旨

昭和の高度成長期、立ち止まった工業デザイナーとして知られる秋岡 芳夫氏(1920−1997)は、熊本県伝統工芸館の設立時にアドバイザーとして深く関るとともに、東北工業大学で教鞭を執っていたことから、北海道や東北地域の工芸振興に大きく関わってきました。

1970〜1980年代、秋岡氏は、木工家の時松辰夫氏(1937−2021・大分県九重町出身・クラフトデザイナー・写真右)とともに、これら北の地域を中心に技術指導にあたり、さまざまな村づくり・人づくりを始めます。あるときは、木材チップや薪にしか利用されなかったアテ材なども余すことなく工芸品に変える技術指導。あるときは、間伐材など小径木の板を木目の美しい大きな板材に変える技術指導。またあるときは、地域の特性を活かし多種多様なジャンルの作り手が集まる村づくりなど…

二人の最強タッグは、各地にミラクルを起こし、今も一大クラフト産地として続く地域が多くあります。

今回、二人のコンセプトを受け継ぐ東北工業大学をはじめ宮城、岩手、北海道の各産地の協力のもと、二人が残した軌跡と奇跡を紹介するとともに、今に続くこれら北のクラフト商品を熊本で一堂に展示販売します。

観覧料

観覧無料

北のクラフト展会場風景

北のクラフト展

企画展関連イベント

2023.8/19/パネルディスカッション/「秋岡 芳夫と時松 辰夫が東北と北海道に残した軌跡と起こした奇跡」

北のクラフト展
秋岡 芳夫 氏(左)時松 辰夫 氏(右)

パネリスト

秋岡 陽(秋岡芳夫氏 ご子息・フェリス女学院 学院長)
/菊地 良覺(東北工業大学 特命教授)
佐藤 明(前 東北工業大学地域連携センター 事務長)
小野寺 孝弘(オケクラフトセンター森林工芸館 館長)
相良 雅子(時松辰夫氏 姪・アトリエとき 共同代表)

コーディネーター 坂本 尚文(元 熊本県伝統工芸館 業務課長)
詳細 秋岡・時松両先生のこれまでの軌跡と奇跡をたどりつつ、お二人の思想をこれからの目指すべき持続可能な社会、私たちのくらしにどう活かしていくかを、両先生から直接指導を受けた方々も交え、語り合い考える機会にしたいと思います。
注意事項 要予約 ※空きがある場合には当日参加も可能です。
開催日 2023年8月19日(土)
開始時間 10:00〜11:30
所要時間
参加費 無料
対象年齢
定員 20名
持参品
お申し込み

熊本県伝統工芸館への電話、または直接事務室での受付のみとさせていただきます。
TEL:096-324-4930
開館日の 9:30〜17:30受付

※予約状況につきましてはイベントスケジュールカレンダーをご覧ください。