ジャンル
かざりがわらざい
工芸品名
かざりがわらざい
かざがわら

ライン

地域

藤本鬼瓦製作所(宇城市)
氏名
ふじもとこうすけ

ライン

noimage

工芸家プロフィール

1960年
宇城市小川町生まれ。
2015年
熊本県伝統的工芸品指定
「藤本鬼瓦」2代目。全国的にも数少ない鬼瓦を専門に制作“鬼師”の一人。
九州一円の鬼瓦を幅広く手がけ、熊本城の鯱(しゃちほこ)も手がけています。

 

工芸家紹介TOP県指定 第20次指定一覧HOME

かざりがわらざいについて
熊本県内で産出する良質の瓦粘土をヘラで形を整え、乾燥した後、磨き焼き上げます。鬼瓦、置物として利用されています。
古寺の瓦を葺き替える時、鬼瓦の裏に製造年月日がかかれていることがありますが、それによると200〜300年も前の鬼瓦が雨風にさらされながら現在も使用されていることがわかります。
従来、宇土・小川地区では、良質の瓦粘土が産出された歴史があり、それを利用した生産技術が伝承されています。
熊本に石膏型が入ったのは昭和初期で、近年は多様化、高級化の時代になりつつあり、型の変わったもの、品質、美観ともに良い手作りの品が求められています。また、装飾置物としての需要も多くなっています。

工芸品紹介ページ:かざりがわらざい

工芸家紹介TOP県指定 第20次指定一覧HOME

記事を選択するとインタビューが表示されます。

 

紹介記事(-) ▼

 

工芸家紹介TOP県指定 第20次指定一覧HOME

映像でみるかざりがわらざいの製作工程
藤本康祐 氏 アーカイブ映像

かざりがわらざいの製作工程

1.土づくり ▼
土づくり
採掘した粘土を機械ですり潰し水を加えながら粘りが出るまで調整します。
鬼瓦、平瓦、小物等で粘土の種類や配合を変えることもあります。

土づくり

2.図面・型紙の準備 ▼
図面・型紙
焼縮みを計算し、焼き上がりのサイズより大きめの図面と型紙を制作します。
木型・石膏型を使い製作する場合は収縮率を型制作の段階で行います。

型紙

3.土台づくり ▼
土台
型紙を使い、板状の粘土から切り出し箱を作るように張り合わせて繋ぎ、顔や飾りのおおまかな盛りつけをします。

土台

4.成形 ▼
成形
顔や飾りを指・金へらなどの道具で粘土を盛ったり削ったり手作業で少しずつ細工をしていきます。
柔らかすぎず固すぎずを見極めビニールや濡れタオルで粘土の状態を維持する必要があります。

成形

鯱の成形

鯱の成形

5.仕上げ ▼
仕上げ
仕上げ用のしなる金へらなどで表面を磨き焼き上がりの光沢を出す工程4の状態より少し固い状態が理想的。

粘土

熊本城の鯱のような大型の物は3・4の工程を数ヶ月繰り返し尾の成形まで完了して仕上げに入ります。

粘土

6.乾燥 ▼
乾燥
主に自然乾燥で数週間?数ヶ月と大きさにより異なります。
天日干しも行うが乾燥でも収縮するため急激な乾燥は割れの原因になります。
季節ごとその日の湿度を肌感覚で感じ取り布や毛布で調整します。
※冬の凍結には細心の注意を払う

乾燥

 

7.焼成 ▼
焼成
窯積みし炙りからはじめ火が止まるまで約30時間、最高温度は1000度以上。
大型の物はもっと時間をかけて焼成する。
火を止めて燻しの工程に入り、窯出しは2?3日後。
検品をして完成となる。

粘土

粘土

完成