ジャンル 天あま草くさ陶とう磁じ器き 工房名・地域 蔵ぞう々ぞう窯がま(上天草市) 氏名 許この斐み良りょう助すけ プロフィール 工芸品紹介 インタビュー 作品紹介 工芸家プロフィール 1958年 天草郡大矢野町(現・上天草市大矢野町)に生誕。 1980年 九州産業大学芸術学部美術科卒業。 1988年 丸尾焼で修行後、山幸窯に学ぶ。 1992年 蔵ぞう々ぞう窯がまを開窯。 1997年 日本陶芸展入選。 2000年 西日本陶芸美術展熊本県知事賞、朝日陶芸展入選、出石磁器トリエンナーレ展入選。 21世紀アート大賞2000でグランプリなど受賞多数 ページTOP/県指定 第22次指定一覧/HOME 天あま草くさ陶とう磁じ器きは熊本県に4つある国指定の伝統的工芸品の1つで、天あま草くさ陶とう磁じ器きには、日本一といわれる良質な天あま草くさ陶とう石せきを使って焼かれる磁じ器きと、地元の陶土を使って焼かれる陶とう器きがあります。 磁じ器きは、純度が高く良質な天草陶石を使用した透明感のある純白や、木灰釉の風合いがある作品が特徴で、陶とう器きには、性質の異なる釉薬の2重掛けの技法を用いたなまこ釉や、黒釉を使った作品まどが作られています。 工芸品紹介ページ:天あま草くさ陶とう磁じ器き ページTOP/県指定 第22次指定一覧/HOME 記事を選択するとインタビューが表示されます。 インタビュー(2010年頃) ▼ 「ウォン ウォ ウォー ウォウ こんな月の夜は、こうやって ときどき 吠えるのもいいもんだ」心のメッセージを記した皿や、本物そっくりな蓮根に豆のオブジェ、牛柄のマグカップ…。 蔵ぞう々ぞう窯がまに飾られた作品のどれもが、強烈な個性で手に取る私たちに何かを訴えてきます。 これらの生みの親、許この斐み良りょう助すけさんは、手つかずの自然が残る上天草市の離島、維和島で生まれ育ちました。 現在、工房を構えるのは山林に覆われた維和桜公園の中。人里離れた場所にありながら、ここの作品は観ているだけで心が弾みます。 大学を卒業後約6年間、小中学校で美術を教えていました。「学校で工芸クラブを作っていて、空き時間に静かな空間の中でロクロを回していると、何とも言えず心地よくて。当時、粘土を買い求めていた丸尾焼で働く人たちの仕事ぶりが楽しそうで、弟子入りを志願したんです」 1992年の独立以来、その作風は年々変化。磁器とは思えないマットな質感は、天草陶石から脱鉄した際に不要となった鉄分の塊を砕き、粘土に塗って焼締めたのが始まり。その後、地元で採れる天草陶石を用いて、象牙を模したオブジェなどの大作にも挑戦してきました。 数ある動物の作品の中でも、犬をモチーフにした作品には特別な思いが込められています。 「数年前、熊本県では犬の殺処分件数が全国の上位を占めていたことを聞いて、アートの力で何か出来ないかと思って」 共感したアーティストたちが集まり、グループ展を開催。鎮魂の想いを込めたブルーの犬のオブジェなど、作品を通じて失われた生命の声を代弁しています。焼き物以外にも、ギターを片手にハスキーな声で聞く人を魅了するミュージシャンとしての顔をもつ許斐さん。決まった枠に収まりきれないオリジナリティの進化に、今後も目が離せません。 ページTOP/県指定 第22次指定一覧/HOME ページTOP/県指定 第22次指定一覧/HOME 工芸家紹介のTOPに戻る