ジャンル
けんないとう

ライン

工房名・地域
とうぼうまるやま
玉名市
氏名
まるやまおさむ

 

丸山修

工芸家プロフィール
1953年
福岡県田川市に生誕。
九州産業大学芸術学部美術科中退。
荒尾市で焼物の技術を学ぶ。
1988年
玉名郡南関町で「陶房 丸山」を開く。
2002年
現在の玉名市三ツ川へ移転。
荒尾・玉名地域窯元振興会会長として、ユニバーサルデザイン(UD)の取り組みに尽力、くまもとUD大賞で優秀賞を収めている。

 

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熊本県内の陶磁器について
熊本県内には、小代焼や天草陶磁器、高田焼以外にも数多くの陶磁器が製作されており、窯元ごとに様々な技法や表現で作られた陶磁器は多くの人々に楽しまれています。

工芸品紹介ページ:けんないとう

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インタビュー(2010年頃) ▼

民家を改造して作ったギャラリーに、瓶の栓やホットカーラーを応用した文様付けの道具。「作りたいものは毎回変わってきますね。作った物に満足することはない」と語る玉名市在住の陶芸家・丸山修さんはアイデアあふれる人だ。
釉薬を使わず高温で焼き上げた焼締の花器は、銀を吹き付けたような鈍い光沢を放つ。透かし彫りのランプシェードは光を通す穴の間隔が狭いため、焼成の際に割れないよう気を使う。
ほかにも日常使いのコーヒーカップや飯碗など作品はさまざまあるが、使う土は7種類をブレンドしたものを。釉薬も鉄やワラなど、用途に応じて使い分けている。丸山さんが焼成に用いる倒煙式単窯は、両側から火をくべると天井に上がった煙が下へと回り込み、底の穴を通って煙突へと抜けていく。色ムラしにくいのが特徴だ。
年2、3回のペースで焼き上げ、毎年4月末と11月末に窯開きが行われているが、「どんどん売れてくれれば焼く回数も増やせるんですけどね」と笑う。
「生活スタイルの変化で、ちゃんとした焼物を求められる方が少なくなりましたよね。使っていただけば、その良さが分かると思うんですが、ファンの方も大切に使って下さいますから買い替えというのも、そう多くはありませんし」

良い作品づくりを目指すからこそジレンマを感じている工芸家は、丸山さんだけではないだろう。

現在、20窯元ほどが在籍している荒尾・玉名地域窯元振興会会長も務めている丸山さん。2002年からは、陶芸のユニバーサルデザイン(UD)化にも取り組んでいる。NPO団体などと連携して介護施設を訪問して使い手の声に耳を傾け、扱いやすくて使いやすい、UD陶器の開発を続けている最中だ。
「本来、焼物というのは使う方のことを考えて作っているものですが、たとえばスプーンでもすくいやすいように返りフチの付いた皿など、使って“うれしか(嬉しい)”と思っていただける器づくりを目指しています」
2011年4月以降はUD陶器を“うれしか(U)デザイン(D)陶器”という、会独自の呼び名に変えて、荒尾・玉名地域の窯元の作品を県外にも広くPRしていく計画だ。

 

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