インタビュー記事(2010年頃)
20代前半のころ、麻生さんは日本で働きながら自分には何ができるかと模索していました。ちょうどそのころ、アメリカで彫金をする場所を見つけて渡米、彫金の学校に入学して間もなく、学校の講師の一人から声を掛けられ、その講師の会社で彫金の仕事を始めたそうです。「日本にいた時は、それほど気に留めなかった地元・熊本でしたが、アメリカにいると日本のことを聞かれることが多く、自分でも日本ってどういう国だったかと興味を持つようになりました」。そして、5年間の滞在の後、日本への関心を強く持ったまま熊本へと戻りました。