工芸家紹介のTOPに戻る ジャンル 小しょう岱だい焼やき 工房名・地域 小しょう岱だい焼やき 岱たい平へい窯がま(南関町) 氏名 坂さか井い理知子 プロフィール 工芸品紹介 インタビュー 作品紹介 工芸家プロフィール 2024年 永眠。 ページTOPへ/県指定 第6次指定一覧/HOME 小代焼(しょうだいやき)について 小代焼(しょうだいやき)は熊本県(くまもとけん)に4つある国指定(くにしてい)の伝統的工芸品(でんとうてきこうげいひん)のひとつです。 1632年(ねん)に豊前(ぶぜん)より移(うつ)った牝小路源七(ひんのこうじげんしち)と葛城八左衛門(かつらぎはちざえもん)が小岱山麓(しょうだいさんふもと)に登(のぼ)り窯(がま)を開(ひら)いたのが始(はじ)まりといわれている陶器(とうき)で、材料(ざいりょう)には地元(じもと)の土(つち)(粘土(ねんど))が使われています。 工芸品紹介ページ:小代焼 ページTOPへ/県指定 第6次指定一覧/HOME 記事を選択するとインタビューが表示されます。 インタビュー(2010年頃) ▼ 小代焼の繁栄を築いた瀬せの上うえ窯跡・瓶かめ焼やき窯跡が、玉名郡南関町宮尾に残されています。この地に思いを寄せ、岱たい平へい窯がまの初代・岱平(政治)さんが築窯したのは1970年のことです。 1983年以降は、それまでの単窯から「割竹式登り窯」へと変わり、古式の小代焼特有の素朴で力感にあふれる作品づくりが行われてきましたが、岱平さんは1986年に他界。 跡を継ぐ決心を固めた息子の博樹さんは高校を卒業後2年間、天草の窯元・丸尾焼で修行。 開窯のころから先代の作陶をサポートし小代焼のいろはを体で覚えてきた理知子さんは息子の博樹さん共に作陶。 すべて手作りとあって、材料の準備までに手間がかかります。土濾しは毎日の繰り返し。小岱山から掘り出した鉄分の多い粘土を乾かして小さく砕き、水を張ったタンクに入れ一昼夜沈めます。その後沈殿した良い部分だけを取り出し水分を切り、昔ながらの土瓦の上に粘土を乗せて天日で乾燥させます。釉薬も手作りで、青、白、黄色が基本色。原料は山から切り出した熊笹やワラを燃やした灰といった自然のもので、同じ釉薬でも使う灰によってまったく違う雰囲気になります。さらには松や杉などの薪を整理する作業も一苦労。これらを整理しながらロクロ作業。成型した後は素焼きを経て30時間以上も要する焼成を年間4回ほど行っています。 「無から作品が生み出されていく過程は本当に楽しいですね。」と博樹さんは理知子さんと笑います。自然の恩恵に感謝しながら、今日も親子で力を合わせて器作りに励んでいます。 岱平窯左:坂井博樹 氏右:坂井理知子 氏 ページTOPへ/県指定 第6次指定一覧/HOME ページTOPへ/県指定 第6次指定一覧/HOME 工芸家紹介のTOPに戻る