あまくさとう

あまくさとうとは?
あまくさとうは熊本県に4つある国指定の伝統的工芸品の1つで、天草陶磁器には、日本一といわれる良質なあまくさとうせきを使って焼かれる磁器と、地元の陶土を使って焼かれる陶器があります。

天草陶磁器

あまくさとうの特徴について
あまくさとうかまごとに特徴が異なります。
一例として、高浜焼は透明感の天草陶石を使用した透明感のある美しい白磁や藍青の持つごま、内田皿山焼は白磁や青磁、水の平焼はなまゆう、丸尾焼は丸尾が丘周辺で採取される赤土を使った素朴な味わいが特徴です。
製造開始年代
磁器は約340年前、陶器は約250年前といわれています
制作されている地域
上天草市 / 天草市 / 苓北町
材料
天草陶石、粘土、釉薬など
工芸品や技法の特徴
磁器は、純度が高く良質な天草陶石を使用した透明感のある純白や、木灰釉の風合いがある作品が特徴です。
陶器は、性質の異なる釉薬の2重掛けの技法を用いたなまこ釉や、黒釉を使った作品が作られています。
国指定の伝統的工芸品
あまくさとうは、2003年(平成15年)に経済産業省から国の伝統的工芸品に指定されました。

 

国の指定マーク

あまくさとうは、熊本県に4つある国指定の伝統的工芸品の1つで、熊本県の代表的な工芸品の代表にあげられます。

伝統的工芸品とは ▼

・主として日常生活の用に供されるもの
・その製造過程の主要部分が手工業的
・伝統的な技術又は技法により製造されるもの
・伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるもの
・一定の地域において少なくない数の者がその製造を行い、又はその製造に従事しているもの
上記5つの項目を全て満たし、伝統的工芸品産業の振興に関する法律(昭和49年法律第57号、以下「伝産法」という)に基づく経済産業大臣の指定を受けた工芸品のことをいいます。

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あまくさとうの歴史

あまくさとうの歴史
磁器は約340年前に、陶器は約250年前に焼き始められました。純度の高い良質な天草陶石を使った透明感のある磁器や、性質の異なる釉薬の二重掛けの技法を用いた海鼠釉や黒釉の個性的な陶器が多く作られています。
天草は、天領(幕府の直轄地)であったため、藩の御用窯的なものはなく、村(87村)ごとに庄屋がいて、それぞれ陶石を売ったり、焼物を焼いたりして、振興をはかっていました。
天草陶石について
天草陶石は、元禄の頃から砥石として売り出されていましたが、正徳2年ころから磁器原料として、佐賀、長崎方面に供給され、やがて全国へ広まっていきました。
天草島内では、延宝4年(1676)には、内田皿山で磁器が焼かれていることが古文書からわかっています。又、宝暦12年(1762)には、高浜村の庄屋上田家も肥前の陶工を呼んで磁器を焼き始めていることが記録に残されています。
一方、陶器は明和2年(1765)本渡村水の平において岡部家が焼きはじめ、さらに江戸後期にいたり、金澤家が陶器窯を始めました。

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あまくさとうの製作工程

内田皿山焼 製法
採掘した陶石を粉砕し、かくはんした後にすいを行い、土練します。
ろくろで成形または鋳込成形(石膏の鋳型による成形)を行います。
乾燥させた後に素焼を行い、作品により染付けの工程を行い、その後釉かけをして、本焼します。
高浜焼 製法
原料を粉砕、原石と水を攪拌し、水簸します。
脱水した後、土練を行い、粘土から空気をとり除きます。
ろくろや石膏型などを使用し、成形します。
自然乾燥させた後、900℃程度で素焼を行い、下絵付した後、施釉、本焼します。
水の平焼 製法
原土を採掘し、撹拌機でまぜて水簸を行い、脱水した後、土練機や人の手で粘土を練ります。
ろくろや石膏型等で成形し、半乾きの時、カンナで削って仕上げます。
700℃〜800℃で素焼し、施釉した後に高温で本焼します。
※アーカイブ映像にて工程をご覧いただけます。
九尾焼 製法
原料を粉砕し、攪拌、水簸します。脱水した後に土練りを行い、ろくろなどで成形します。
半乾きのうちに、竹ベラなどで模様をつけて仕上げます。
しっかり乾燥させた後、素焼して施釉、本焼します。

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あまくさとうアーカイブ映像(Youtube)

映像でみる天草陶磁器(水の平焼)の製作工程
岡部信行 氏 アーカイブ映像

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あまくさとうの工芸家紹介

※現在製作されていない工芸家も掲載しています。

上田万寿夫 (高浜焼寿芳窯)
岡部久万策 (水の平焼)
岡部信行 (水の平焼)
岡部祐一 (水の平焼)
岡部俊郎 (器峰窯)
金沢武昌 (丸尾焼)
金澤一弘 (丸尾焼)
金澤 美和 (丸尾焼)
木山陶石鉱業所 木山勝彦 (内田皿山焼)
木山陶石鉱業所 木山健太郎 (内田皿山焼)
許斐良助 (蔵々窯)
小松野洋介 (洋々窯)
末石昌士 (陶丘工房)
江浦久志 (久窯)
岡田圭史 (息峠窯)
中本泰博 (陶房泰)

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あまくさとう作品紹介

準備中

 

 

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About Shodai ware ▼

天草陶磁器

Amakusa Ceramics
In the Amakusa region, porcelain ware is made using the region’s abundant porcelain stone (of which Amakusa is the top producer in the country), and earthenware is made using local clay deposits.
The production of porcelain ware in the region started 340 years ago, while the production of earthenware started 250 years ago. White porcelain pieces with a translucent quality as well as unique earthenware pieces are made in abundance.

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Mizunodaira-Yaki

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